日時 |
2020年9月19日(土) 23:00開演 |
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プログラム | 三輪眞弘:《鶏たちのための五芒星》(2020サラマンカホール委嘱・世界初演) ヨハネス・オケゲム:《死者のためのミサ曲》(15世紀)MIDIアコーディオンとオルガン版 フォルマント兄弟:《霊界ラヂオ》+《ボイパと海行かば》(2020) 三輪眞弘:箏と風鈴のための《もんじゅはかたる》(2019) 三輪眞弘:《神の旋律+流星礼拝》(2020版) |
チケット料金 | 無料(インターネットライブ配信) |
問合せ先 | サラマンカホール事務室 058-277-1113 |
日本の現代音楽界を独走する作曲家・三輪眞弘が、音楽芸術の現状と未来に本気の危機感を投げかける一夜限りのライブ配信公演。
予期せぬ新型コロナウイルスがアーティスト、音楽ホールの動きも停滞させ、音楽の発信の場はやむなくオンライン中心となった2020年上半期。
音楽と観客の一体空間という、かつて当たり前だった姿が成り立たなくなったポストコロナ時代に、音楽は社会の中でどう生き延びていくか。
音楽の歴史は根本的に変わってしまうのか。
これからの音楽は、どこに光を見出せるのか。
「音楽の終わりの終わり」とも呼ぶべきこの状況を日本へ、そして世界へ向けて問うべく「音楽による音楽のためのお通夜」を岐阜市のサラマンカホールから無観客開催・ネット配信する。
西洋音楽の祭壇、パイプオルガンと共に J・オケゲムのレクイエムを人工音声が歌い、「霊界ラヂオ」が死者の声を傍受する。
さらに今回発表される新作 ” 鶏たちのための五芒星 ” では、人類の芸術を偲ぶ秘儀にオンライン上に接続された人々が立ち会うことが期待されている。
それはまた、2000年に発表され17年後に再演された三輪+前田のモノローグオペラ「新しい時代」が描いた世界が今、現実となったということかもしれない。
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]共催。
先端的技術とアートの融合に挑み続けるこの研究・教育機関との連携により、従来のサラマンカホールの来客層はもとより、地球上の様々な人々がネットワーク・システムの端末として、この一夜限りの出来事の証人となるだろう。
配信/2020年9月19日[土] 22:00配信開始(スタンバイ) 23:00開演 26:00終演
出品作家/
作曲・企画・構成:三輪眞弘
映像監督:前田真二郎
フォルマント音声合成:佐近田展康
詩:松井茂
写真:麥生田兵吾
出演/
川口隆夫(ダンス)
岡野勇仁、西村彰洋(MIDI アコーディオン)
塚谷水無子(オルガン)
江原優美香(箏)
ほんまなほ(ルバブ)
マルガサリ(ガムラン・アンサンブル):恵美須屋直樹、大井卓也、黒川岳、谷口かんな、中川真、西村彰洋、森山みどり
公募パフォーマー
主催/サラマンカホール
共催/情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]、京都大学人文科学研究所
制作/ナヤ・コレクティブ
配信はこちら↓
特設サイト/https://miwafest.net
※無観客開催。会場への入場はできません。
当公演が「第20回佐治敬三賞」を受賞しました。(2021/3/18)
昨年9月深夜にライブ配信を行った、一夜限りのオンライン公演「ぎふ未来音楽展2020 三輪眞弘祭 ―清められた夜―」が、「第20回佐治敬三賞」を受賞しました。
出品作家&出演者の皆様、そして何よりご視聴頂いた沢山の方々、誠にありがとうございました。
プレイベント
プロローグ「音楽の終わりの終わり」は、ここからはじまる――。
2020年8月28日(金)19:00~20:30(18:45より配信開始)
サラマンカホールよりライブ配信(視聴無料) https://miwafest.net ※終了しました。
出演(五十音順)/
岡田暁生(音楽学者、京都大学人文科学研究所教授)、前田真二郎、松井茂、三輪眞弘
*司会:浦久俊彦(サラマンカホール音楽監督)
NEW 《アーカイブ》
第1部 [00:00:00~] 三輪眞弘による「三輪眞弘祭」プレゼンテーション
第2部 [00:30:12~] なぜ、いま「音楽の終わりの終わり」なのか? シンポジウム